橘花「…………」
目が合った。
橘花だった。
着替え中だった。
――なぜ、こんなところに?
そして、なぜ着替えているのだろう?
しかも橘花は、かつて俺とよく遊んだ頃に比べ、いつの間にかすっかり大きくなっていた。
可愛らしいブラジャーに包まれた胸は小さいが……。
だけどそれでも、俺はなんだか見てはいけないものを見ているような気がした。
というか、普通に見てはいけないものなのでは――!?
次第に意識がハッキリしてくる。
――これはヤバい。普通にヤバい。
な、なんとかごまかさなくては……
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